あ〜〜あぁ、切ない。
ザルを買ったのに、水が切れなかったこと。
ありますか?
ザルの穴をひとつひとつ、フォークで開けたこと。
ありますか?
見てくれたらわかるおもう思うけど、開いてへんやろ。
なんか、私こんなんばっかり書いてるな。
ほんまやったらお仕事の写真いっぱい載せて、みんなで一緒に世界を体験していくはずやったのに。
せめてきらびやかなドバイの町並み載せたりな。
京都にいてもドバイにいても、内容はよけ変わらんやろうなぁ。
ザルとかゴキブリとか、ゴキブリとか、そんな話ばっかりでごめんな。
当分こんな話続くで、覚悟しといてな。
フライト、今月の5本は日帰りなんで。
飛行機からでーへんからね。
ゆうたかもやけど、フライトには2種類あって。
ターンアラウンド(だいたい5時間以内の日帰りフライト)
レイオーバー(だいたい6時間以上の泊まりフライト)
ほんで私のん今月はぜんぶターンアラウンドやさかいな。
空港に着いたかて、飛行機からでーへんで。
現地の空港着いたら掃除のおっちゃんがどんなけ〜〜ゆうくらいひっきりなしに入ってきて。
掃除しはるねん。30分くらいで。
それ見てるねん。
それ終わったなぁ〜思たらもうお客さんのボーディングです。
帽子かぶって、あっちゃこっちゃ座席案内して。
前にフライトで行ったバングラデシュ。
お客さん英語があんまし通じひんねん。
英語しゃべれへん私が、英語わからへんお客さんに何か伝えよ思てもそら思いやられるやろ。
あたし「ジュースありますよ〜。オレンジ、パイナップル、マンゴー、なんちゃら、かんちゃらどれします〜?」
お客様「うん、うん、うん、うん、それ、それ、それ、それ」
1つ1つに、うなずいてくれはるから、もう全部出しかけたわ。
テーブルにコップ7つくらい並べかけたわ。
結局オレンジジュースに落ち着いたけどね。
ブランケットもね、機内寒いからね、みんな欲しいねん。
でもバングラデッシュ線はブランケットをリクエストでしか出さん路線やねん。
お客様「ブランケットちょ〜だい」
あたし「オマタセシマシタ〜」
て持って行くとその回りの20人くらいのお客さんが・・・
「わたしも」
「わしも〜」 「おいらも」
「ぼくも、ぼくも」
「あたしも〜」
「わたしも」
「わしも〜」 「おれも」
「ぼくも、ぼくも」
「あっしも〜」
「わがはいも」
「わたしも」
「わしも〜」 「おいらも」
「ぼくも」
「あたしも〜」
「わたしも」
「わしも〜」 「おれも」
「こっちも〜」 「おいらも」
「ぼくも」
「しょうせいも〜」
「あたしも〜」
って。
手を出される次第や。
真夜中に手いっぱい見えておばけか思たわ。
まぁそんなこんな。
ザルの穴開けてたらキリなくて、同じくキリなかったブランケット出し思い出してん。
あと1つご報告が。
この2週間くらいずっとキッチンに居候していたハエ君の死骸が廊下で発見されました。
一大事です。
あいつぅ〜。
この2週間キッチンハイター右手にどんなけ追いかけたハエ君か。
でも逃げ足はやくてよ。
でもキッチンから逃がすことはできひんかってよ。
私の部屋に入ってきたら嫌やん。
どんなけキッチンハイターが充満して頭が痛くなろうとも。
決してキッチンの戸を開けっ放しにはしなかった。
そんな中、久々にフライトから帰ってきたル〜ミィのチェンさん。
何も知らずにキッチンを開けっ放しにしているのを知りました。
案の定、ハエ君はいなくなっていました。
2週間も苦労したのに逃してしもうた。
2週間もビクビクしながらハエ君と一緒にクッキングしてたのに逃してしもうた。
部屋に入ってきてへんやろうか。
ほなさっき廊下に黒い物陰みえたえ・・・
覗いてみるとハエ君。
きっと私と戦ったハエ君のあの顔やった。
なむあみだぶつ。
チェンさん、処理してくれはらへんやろうか。
彼はまだ廊下にいてます。
結局こんな話しが一番しっくりくるんだな。
テコのアドバイス受けて、虫取り網、買ってくるね。