最後の訪問者×1









イタリアから帰って来た。
朝っぱら、ドバイ。









今日はそんな朝っぱらから盛りだくさん。
大切な訪問と来訪が。

















訪問は私がボスを尋ねること。
辞職の願い出ゆうとこかな。









来訪は友達が私を尋ねること。
はるばる京都から友達が。
















せやからもうばったばた。
飛行機がドバイ国際空港にタッチして。
ダッシュしてオフィスへ。











ちなみにこのうさんくさいの。
ドバイのエミレーツ本社。















で、15分くらいのお話やった。
「本当に辞めるの?」
「ファイナルアンサー?」
「じゃぁ最終勤務日を決めましょ。」













あっけないもんやなぁ。
















ここエミレーツのCAになるために。
費やした時間てけっこう莫大で。









脳みそ削って精神すり減らして。
この2年、磨いて培って積み重ねて。
織り込んで組み込んできたもんが。















今朝の15分間をさかいに。
どんどんほどかれてくんやから。

















自分の中には経験として思い出として。
永遠に残るけど。
紙上ではもう終わるんやなぁ。



















なんかドキドキした。
面接のときより、ドバイ来た初日より。
ドキドキした。















あの時は運命に任せるだけやったのに。
今日ばっかりは。
自分が運命を動かしてる気したから。


















ちょっとセンチメンタル?
でも自分で選んだことやから。





この一日があとあと大きな一歩になるねん。



















でも今日くらい、ちっとくらい。
おセンチならせてよ。






誰か傍にいてほしい気分、てへ。



















ちゅうわけで、てちゅうわけちゃうけど。
私が辞める前にと。
寧美ちゃんが弾丸で来てくれた。













嬉しかったから寝んと遊びに繰り出した。















毎度おなじみスーク行った。

















からの〜、超ローカルレストラン。
















からの〜、いつも行くゴールドのお店。
の〜、いつものおにーちゃん。














からの〜、大好きなバスタキア。















アラビアっぽく作られてて。
ドバイで最も洗練されたとこ。















からの〜、砂漠。















寧美が一番見たかった景色がこれ。
砂漠とラクダ、だそうな。

















エス、28歳ぴちぴち!

















砂漠まで来たからにはケバブよばれて。














アバヤ着せてもろて。














ヘナまでしてもろて。

















あと、もちろん。
サファリにシーシャにナンにベリーダンスに。
全部全部超楽しませてもろた。















なんでやろう。
辞めるとこが決まった日やからか。
ただただ無邪気に、はしゃげた。

















昔から気の知った友達とやったからこそ。
良かったんやなぁ。
こうして今日ここで再び出会えたことが。













ほんまにほんまにありがちょん。
普段根暗な28歳独身女子sも。
二人になればこんなにはじけるんやから。
そーとーうざいで。





















ほれ、みそ。
















ムーンを意識して...
















そつくりっ、てへ。