タバスキの朝。
ひつじの鳴き声で目覚めたす。
てゆうのは大げさやけど。
メェ〜メェ〜そこらじゅうで。
未来のぺットが。。。
いつかひつじを飼ってラムと名づけて。
一緒に暮らしたいなぁて夢見てる身。
悲しい朝やわ。
景気づけにホテルの朝食行ったわ。
1人で食べてたのに気ついたら。
8人になってた。
南アフリカ航空のクルーも泊まってはって。
一緒に食べよって。
団体苦手やのに。
断れず8人で朝食したで。
エミレーツで働いてるときでさえ。
8人で食事したこととかほぼないで。
ちゅうわけでなぜか?
南アフリカ航空のクルーに。
最後のフライトやてことで祝ってもろて。
かれこれ朝のはよから3時間くらい。
朝ご飯食べてたし。
パーティボーイズ&ガールズ。
その後、パーリーにさそわれたが。
行くわけないで。
これ書くのも最後や。
アウトステーションからドバイ帰るときにいる紙。
ほな、さらば外国。
ハッピィセカンドラストフライト。
帰路も楽しかったで。
中国人にベトナム人に。
ダカール住んでるアジア人けっこういてて。
ずっとしゃべってた。
で、思い出したけど。
一昨日のドバイ⇒ダカールの往路便。
クルーライフで最も波乱なフライトやった。
お一人、セネガル人女性が。
離陸と共におかしくならはって。
10時間の道中ずーっと。
コーランを叫びながら、泣きながら。
黒人霊歌を歌いながら、泣きながら。
アラビア圏のどっかの国で。
メイドさんしてはった彼女。
それこそ家主から奴隷のように扱われ。
その一昨日、飛行機に乗せられたそう。
飛行中の機内から。
非常口を開けて出ようとしはるから。
仕方なく拘束するに至った。
機内にはちゃんと用意してあって。
困ったお客様を拘束するキットが。
女性やし、ゆうても力が限られてるし。
非常口なんて気圧で開くわけないんやけど。
決まりがいろいろあるから仕方なく。
こういうケースは珍しいみたい。
でもそんな色々も起こりうる機内。
最後の最後に改めて。
クルーの仕事の幅を思い知った。
その女性は結局食事もぜんぶ拒否しはって。
お水一滴飲まはらへんくって。
想像は簡単につくけど。
気おかしなるほど。
ひどいことをされ続けてはったんや。
この仕事やったから。
世界中の人と出会えたし。
機上で教えてもろたことは。
机上では学べへんことやった。
その一つ一つの遭遇に。
私の感じ方とかとらえ方が。
正しいのか。
はたまた倫理的に間違ってるのか。
わからんけど。
そこで素直に感じたことを。
自分の財産にしていきたいなぁて思てます。
ここに来れた運命は。
やっぱり最初も今も変わらず。
大切に、貴重に、感じてん。
この最後のレイオーバーは。
そんな事件もあったから。
デブリーフィングもあって。
クルーとの関係も深くなった。
最後のフライトやからてことで。
みんなから激励の言葉もろて。
プレゼントももろてん。
一期一会の仕事。
一長一短。
さみしくなるぜっ。